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労働事件労働:解雇・雇い止め

有期労働契約の「雇止め」などに関する基礎知識

有期であることを理由とする不合理な労働条件の禁止

私は、有期労働契約で働いていますが、会社から「有期なので正社員と労働条件が違うのは当然だ。」と言われました。有期だからというだけで、どのような労働条件の差別があっても許されるのでしょうか。

2012年に改正された労働契約法20条では、期間の定めがあることによる不合理な労働条件を禁止しています。

その条文は、「有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下この条において「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない。」と規定しています。
(下線は、本稿の執筆者が付しました)

これは、有期労働契約の労働者の労働条件が正社員(期限の定めのない契約)との労働条件の不合理な格差を違法とする画期的な立法であるといえます。労働者としては、この条文を活用して、有期労働契約の労働者の不合理な労働条件を是正するよう裁判も含め積極的に取り組むべきです。なお、この条文では「無期転換社員」(18条の規定により無期に転換した社員)には適用されません。

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