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事務所の歴史:1970年代

1979年

入所弁護士
  • 椛島 敏雅

唐津日赤解雇事件(男女の年齢による差別)敗訴判決

解雇された女性職員2名、佐賀地裁唐津支部で敗訴。男女差別を容認した裁判として大問題となる。控訴審で勝利的和解。

じん肺被害者損害賠償請求事件提訴(佐世保支部)(北松じん肺)

じん肺に長期間苦しめられた被害者が、日鉄鉱業を被告についに提訴にふみきる(長崎地裁佐世保支部)

唐津観光タクシー解雇事件勝利判決、職場復帰

運賃数百円の横領をでっちあげ組合書記長を懲戒解雇。仮処分、本訴でいずれも勝利し職場復帰をかちとる。

長崎県(対馬)教組団交事件(暴力事件でっち上げ)無罪判決

校長にたいする長時間団交に長崎地裁が無罪を判決。

全洋労リアルティ、組合事務所確保仮処分全面勝利

争議屋暴力団が労働組合事務所のあるビルをブルドーザーを用いて暴力で破壊。事務所あげて現場にかけつけ暴力団と対決。告訴と仮処分により組合事務所を守って全面勝利。

丸王印刷解雇事件勝利判決

不況を理由に組合結成をめざした組合員を解雇、地裁は解雇の必要性を認めず、不当労働行為を認定して勝訴。

予防接種被害者損害賠償請求事件提訴

法律で義務づけられた予防接種によって被害者続出。国の責任を追及して地裁に提訴。長期裁判はじまる。

ニチモウキグナス、地労委勝利

複数組合下における賃金差別の是正を求め被害者続出。国の責任を追及して地裁に提訴。長期裁判はじまる。

1978年

スモン病(薬害)裁判全面勝利判決

スモン患者が福岡地裁でも全面勝訴。

解放同盟による、映画「橋のない川」上映妨害告訴

福岡市民会館における映画「橋のない川」の上映を「解同」などが暴力で妨害。暴力分子を告訴。有罪。

昭和バス不当解雇事件、高裁勝利判決

再び高裁でも勝訴。その結果職場復帰。

共産党スパイ摘発弾圧事件高裁判決

共産党直鞍地区委員会のスパイを摘発調査した共産党員を不法監禁で起訴、高裁は「警察のスパイは違法」と判決。

 
1978年 山野炭坑爆発事件提訴

三井山野鉱ガス爆発事故、損害賠償請求事件提訴

三井山野鉱のガス爆発犠牲者の遺族ら732名が60億円の損害賠償を請求して地裁飯塚支部に提訴。弁護団事務局は第一事務所におく。82年勝利的和解。

徳島造船解雇事件勝利判決

福岡地裁で勝訴、職場復帰。

カネミ油症事件裁判、第一陣福岡地裁勝利判決

北九州市における大量食品公害で勝訴判決、強制執行には事務所あげて参加。

1977年

入所弁護士
  • 辻本 育子

全自交ラッキータクシー、賃金請求事件提訴

タクシーのタコメーター、チャート紙装着をめぐって4か月の長期争議。その間の賃金二億円を請求。

同和奨学金高裁判決(14連勝目、窓口一本化打破の決め手となる)

福岡市同和行政「窓口一本化」を打ち破る決め手となった歴史的勝訴判決。これで同和裁判は14連勝。福岡市はいよいよ追いつめられる。

渡辺機工、未払い賃金請求事件勝利和解

未払賃金をもとに会社不動産を差押、競売手続。全国金属と共同闘争して勝利の和解。

新日本基礎、未払い賃金請求裁判勝利判決

未払賃金をのこして倒産した企業の賃金確保裁判。勝利。

福大病院看護ミス損害賠償請求事件提訴

福大病院の精神病患者看護ミスによる自殺責任を追及する裁判はじまる。

1976年

入所弁護士
  • 津田 聰夫
  • 林田 賢一

長崎県教組(対馬)団交事件(暴力事件でっち上げ)起訴

長崎県教組、校長との団交を暴力事件にでっちあげられて逮捕、起訴。一審無罪、二審有罪、上告。

 
1976年 福岡空港訴訟

福岡空港騒音公害訴訟提訴

空港周辺住民が「静けさ」を求めて国相手にマンモス提訴。長期の裁判はじまる。

1975年

入所弁護士
  • 内田 省司

同和行政、「窓口一本化」取消請求提訴

福岡市の「解同」による不当な窓口一本化撤回を要求し、公正な同和行政の実現を求めてあいつぎ提訴。

マルチ商法事件提訴、勝利的和解

被害者約百名とともに悪徳商法追及のためたたかう。デモ、集会、交渉、裁判ののち勝利的和解。

相互・筑紫タクシー賃金裁判(賃下げ撤回)勝利判決

運賃値上げにともなう一方的な賃金スライドダウン(賃下げ)を撤回させて勝利。

暁の星幼稚園、不当解雇(組合結成)仮処分勝利

古賀町暁の星幼稚園で組合結成を理由として組合員が不当解雇される。仮処分で勝利。職場復帰。

明治乳業懲戒解雇取消請求事件提訴

休息時間中、従業員食堂で「赤旗」号外を配布した労働者を会社が戒告処分。職場の自由をめぐって大論争はじまる。一審、二審勝訴。会社が最高裁に上告。

ひとり暮らし裁判(ひとり暮らしの老人も公営住宅に)提訴

全生連を中心に「ひとり暮らしの老人も公営住宅に入居させよ」と要求して、国、市の住宅政策転換を要求する大運動に発展。ついに法改正を勝ち取って取り下げ。

宇美川水害、損害賠償請求事件提訴

宇美町福博中央区の被害住民が河川管理責任を追及して損害賠償裁判。

昭和バス不当解雇事件、地裁勝利判決

会社の不正を内部告発して退職願提出を強要されたバス運転手の解雇撤回を要求。強要された退職願は無効として勝訴。

1974年

入所弁護士
  • 井手 豊継
 
相光闘争

相光石油偽装倒産解雇事件提訴

労働組合を嫌った偽装倒産による解雇。全自運とともに、「使用者概念の拡大」を旗じるしに運動ひろがる。勝利的和解。

自衛隊春日基地返還請求事件提訴

共産党県議団が軍事基地反対闘争の一環として監査請求ののち地裁に提訴。

西鉄白木原踏切事故損害賠償事件提訴

あいつぐ西鉄の踏切事故を追及して提訴にふみきる。勝訴判決。

ペニシリンショック、損害賠償請求事件提訴

太宰府「のりやす君を守る会」を中心にペニシリン注射ミスの責任を追及して提訴。

1973年

博多高校団交事件(団交を傷害事件扱い)刑事裁判

長期の学園紛争となった博多高校で、労働組合の団体交渉を傷害罪にでっちあげ、刑事裁判はじまる。

徳島造船解雇(スト破りの業務命令を拒否)事件提訴

スト破りの業務命令を拒否して解雇された労働者が提訴。スト破りをしない自由を主張してたたかう。

三池炭鉱大爆発、損害賠償提訴

わが国最大の炭鉱事故であった三池大災害の遺族、CO患者が会社の保安責任を追及して福岡地裁に提訴。

 
スモン街頭デモ

スモン病(薬害)裁判、提訴

キノホルム薬害に苦しむスモン患者、ついに福岡でも提訴にふみきる。

 
水俣病闘争 馬奈木弁護士

水俣病(公害闘争の原点といわれている)裁判(第一次)勝利判決

熊本地裁で歴史的な患者勝訴の判決。

1972年

入所弁護士
  • 岩城 邦治
  • 上田 國廣
  • 小島 肇
1972年 諫山弁護士 福岡一区から衆議院議員当選

諫山弁護士、衆議院選挙当選

北九市職労不当処分行政訴訟

北九州市で不当処分あいつぎ、処分取消を求めて行政訴訟。

農協労働者、不当解雇勝訴、職場復帰

福岡市東部農協でおこった不当解雇。勝利して職場復帰。

豊運輸不当解雇事件、仮処分勝訴

篠栗町の一角に解雇撤回要求の赤旗が立ち、福岡地裁で勝訴。

三井東圧不当配転取消請求事件提訴

組合活動を理由とした不当配転の撤回を求めて10年裁判はじまる。

1971年

入所弁護士
  • 本多 俊之
1971年 小泉弁護士 福岡県議当選

小泉弁護士、福岡県議に当選

福教組、高教組賃金闘争行政(大量懲戒処分)事件

福教組、高教組賃金闘争行政(大量懲戒処分)事件

1970年

カネミ油症事件提訴

北九州一円をおおう空前の食品公害患者、ついに統一裁判提訴にふみきる。その後勝訴。

白百合保育園解雇事件、仮処分勝利

保母の解雇撤回を求める仮処分裁判、勝訴。

唐津日赤解雇事件(男女の年齢による差別)提訴

高齢職員を解雇するにあたって、女性55歳、男性60歳の差別基準をつくって大問題となる。

博多高校、解雇事件提訴

私立博多高校長期の学校紛争、解雇撤回の裁判

RKB毎日労組、起訴休職取消請求勝訴

東京地裁で起訴された労組役員の休職取消を求める訴えを福岡地裁に提訴。勝訴。

松竹映配配転拒否による解雇事件、勝訴

組合活動家に対し配転拒否を理由に解雇処分。本訴第一審で勝訴。配転そのものが不当労働行為と認定。高裁で和解し、職場復帰と解決金をかちとる。

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